人が抱えている問題や心の悩みには必ず原因があります。その問題に気付いてない場合もあります。
そして、人には心と体の病が別々に存在します。体の機能はある程度改善しているのにそれ以上良くならない。またここまでは回復するはずなのに、これ以上よくならないといったことがあります。
これは、心の状態に原因がある場合があります。
一生懸命治したいという気持ちはあるのに、心の中であきらめている場合があるようです。そしてこのあきらめが人間の持っている自然治癒能力を減退させ、回復が望めない状態を作ってしまっていたりするのです。心と体が一体となってこそ健康となれるのです。
心の病は、潜在意識の扉を開けることにより、中の原因を取り除くことで解決できるものもあります。クライアント様が治したい気持ちだけで施術を受けても、施術者が治してみせるという気持ちが欠けていれば当然、心や体の病は治っていきません。また、その逆も言えます。クライアント様と施術者との間で、治したい、治してみせるという強い気持ちの信頼関係があってこそ、改善の方向に進んでいくものなのです。そして、自然治癒力が高まっていくものです。ここに、本来の基本的な原点があるのではないかと思います。